アニメから純文学まで。振り幅学生7の blog

Re:ゼロから始めたブログ生活

「人生、それはわからん。しかし、世の中は、色と慾さ」

 

こんにちは。

 

今日は好きな本の紹介をしようと思います。

タイトルがその本の中からの言葉なんですが、

この「慾」が「欲」よりも好きです。

「慾」の方がリアルに感じるのですが、欲には心が付き物だからでしょうか。笑

と、まあ慾の話はここら辺にしておいて、、、

 

はいそうです!

 

今日ご紹介するのは

 

トカトントン太宰治

 

です。

トカトントン』は短編小説です。

いまどきの若者にはかなり刺さる内容なんですね、これが。

まず大雑把なあらすじから。。。

 

軍隊に勤めていた男は、終戦の放送を聞いた際に

「終戦はしたが、それは政治上の事だ。我々軍人は抗戦を続け、最後には一人残らず自決して、以って大君におわび申し上げる」

と中尉に言われます。

 

もっと分かりやすい言葉で言えば、

戦争は終わったけども軍人は戦い、自ら命を絶つことで天皇への謝罪とするのだ!

ってことですね。要は、死ねと。

 

男は、これを聞いて「死ぬのが本当だ」と思います。

しかしその時、金槌で釘を打つ音が、幽かに、トカトントンと聞こえたのです。

それを聞いたとたんに、悲壮も厳粛も消え、男はきょろりとなりぼんやり故郷へ帰省。

 

それからというもの、男は何に打ち込もうとしても打ち込むことが出来なくなります。

何に情熱を注ごうとしても、途中であの音が聞こえ、その瞬間どうでも良くなってしまうのです。

男はこの悩みを手紙に書き、男が好きな作家に送って助けを求めます。

 

(正確に言えば、このお話は、男の手紙を読んでいるという形式なので、冒頭から終わりにかけて男の日常と病状が書かれており、最後に男が「教えて下さい。この音は、なんでしょう。そうして、この音からのがれるには、どうしたらいいのでしょう」と書いています)

 

この手紙を受け取った作家は

 

「十指の指差すところ、十目の見るところの、いかなる弁明も成立しない醜態を、君はまだ避けているようですね。」

 

とした上で、

 

「"身を殺して霊魂(たましい)をころし得ぬ者どもを懼るな、身と霊魂とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ"

 

このイエスの言に、霹靂を感ずる事が出来たら、君の幻聴は止む筈です。」

 

と返答します。

 

この男に起こっていることは、誰にでもある事じゃないかなと思いながら、トカトントンを読みました。

 

男ほどの重症ではないですが、"身も心も燃え尽きるまで全力で何かに熱中する、何かを成し遂げる"

 

って、言葉以上に難しいことじゃないかなって思うんです。

 

もしそれが出来たにしても、世の中から認められなかったり世の中の人に大して気にもされなかったら

 

トカトントンの中には「世間はほとんど興味も示さない」「世間の人たちにほめられる」という表現が出てきます)

 

やるせなく感じるかもしれません。もしかしたらその瞬間、トカトントンが聞こえるかも。

 

最後の最後、作家からの返答部分は何度読み返したか分かりません。笑

 

身を殺して霊魂をころし得ぬ 身と霊魂とをゲヘナにて滅し得る

二つの違いは霊魂の違いですよね。

ころさないか、ころすか。。。

 

ゲヘナキリスト教でいう"地獄"

また、復活の見込みのない完全な滅びの象徴とされることもあるらしいです。

 

これを加味してもう一度文を読むと、明らかに二文目の方が強い印象を受けますよね。

ただころすのではなく、ゲヘナ(もう二度と復活しない)で滅ぼす、と。

 

男は、世の中がどう見るかということを気にしていました。

 

前者が世間一般の人を指し

 

後者が男にはできない、身も心も捧げて何かに取り組む人のことを指すとしたら

 

男は前者を懼れる(畏敬する)必要はなく

後者をおそれるべきだ…

 

という解釈がちょっとは通るかな〜とか

いやいや、もっと他の解釈が…?!

 

考え始めると止まりません。笑

 

兎に角、

 

「身も心も犠牲にして、本気で何かに取り組むことは難しい。だからこそそれができる人をおそれるべきである」

 

ということを改めて学びました。

 

かなり響く内容ですので、ぜひ手にとってみてください♪

 

読んだことがある方、どんな解釈をしたか教えていただけると嬉しいです!

 

では今日はここら辺で。

ネットで稼ぐ・副業時代…!クラウドソーシングとは

 

先日、論文の発表会がありまして。

そこで紹介されていたことをちょっと書きたいな、と。

 

ずばり、クラウドソーシングです。

 

ちょっとした収入が得たいけど、

でもバイトをするのは面倒だなぁ。。。

  

っていうか家から出るの面倒くさいなぁ。。。

 

ネットでパパッと稼ぎたい!

 

という時に【クラウドソーシング】は便利な訳ですが

 

クラウドソーシング!とかいきなり言われても、

 

そもそもクラウドソーシングってなに…?

 

って感じですよね

 

クラウドソーシングとは、ウェブサイトに掲載された企業や個人からの業務を引き受けて報酬を得る仕組みのことです。

 

平たく言えば、

 

依頼主「こんなことやってほしいんだけど、やってくれる人〜?」

 

利用者「は〜〜い!」

 

のやり取りをネット上でやって、お金が貰えるということですね。

 

クラウドソーシングの魅力って…?

 

・仕事が選べる! 英語が得意なら翻訳業務を探して引き受けるなど 自分にあった仕事を探すことができます。

もちろん収入から選ぶことも◎

 

・全部ウェブ上で済んじゃう! 家から出なくても◎

パソコン一台あれば終わる業務ばかりです。

 

・空いた時間を有効活用できる!

 

逆に、

 

デメリット、というか少し気になるかも?と思う点として上げられることは

 

・依頼主と利用者を仲介する手数料が報酬から引かれる

 

・依頼によっては収入が少ない

 

この二点でしょうか。

 

しかーし。

それでもクラウドソーシングはお小遣い稼ぎには最適かと思います。

 

いつでもどこでも空いた時間にちゃちゃっと業務出来ちゃいますからね。

 

クラウドソーシングはこれから大きく成長するであろうビジネスですが、認知度はまだまだ低いです。

 

ぜひ、安心安全なサイトを利用してください

 

以下にオススメのクラウドソーシングサイトを載せておきます!ご参考までに。

 

 

・ランサーズ

日本初&最大級のクラウドソーシング会社で、常に多くの依頼があります。

TVや新聞でも取り上げられ、有名企業も利用していることから信頼感が高いですよね。

安心安全の取引や初心者へのサポート等が充実していることから、利用満足度も98パーセント(!)

 

・クラウディア

業界最安値の手数料が売りのクラウドソーシング会社ですが、仮払い方式で安心の取引ができるよう配慮されています。

会員数も25万と国内最大級!

お仕事を掲載するのが無料なので依頼者側にもありがたいですね!

 

ではこの辺で。